ハウステンボス決算、外国人来場者が2割増も取扱高は2%減 ―2017年10~12月期

ハウステンボスグループが発表した2018年9月期第1四半期(2017年10月~12月)連結業績によると、取扱高(売上高)は前年比16.0%増の105億9900万円。売上総利益は2.3%減の63億8100万円、営業利益は14.3%減の19億4000万円、経常利益は47.9%減の21億6700万円で増収減益となった。

ハウステンボス単体でみると、入場者数は7.6%減の72万9000人。そのうち外国人は21.6%増の4万3000人、宿泊者数は5.5%減の7万6500人。取扱高は2.1%減の73億6100万円、売上総利益は2.5%減の56億2400万円、営業利益は7.8%減の20億4900万円、経常利益は41.4%減の22億2100万円となり、減収減益となった。なお、経常利益では前年為替評価益 13億8000万円を計上している。

前期下期に続いて、ハウステンボス開業25周年を記念した独自コンテンツを展開。10月以降もハロウィンイベントや「花の世界大会&ガーデニングショー」、「光の王国」プレオープンとグランドオープンなどを次々と展開。11月には大型花火イベント「スーパーワールド」や「パレスハウステンボス3Dプロジェクションマッピング」などを実施し、独自コンテンツを充実した。しかし、多客期の週末の天候不順のほか、昨年と比較して12月に連休が少なかったことなどの影響で、入場者数と取り扱いともに減少した。

なお、ハウステンボス2018年9月期通期業績見通しは、入場者数は5%増の302万人、取扱高は3%増の301応援、営業利益は5%増の79億円。

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