「ヒルトン広島」が開業へ、観光振興で県有地活用、せとうち観光活性化ファンドの資金支援を予定

せとうちDMOを構成する瀬戸内ブランドコーポレーションは、米国の大手ホテルチェーンのヒルトンと富士見町開発合同会社が「ヒルトン広島」の運営受託契約を締結したことを発表した。2022年度の開業を目指す。

富士見町開発合同会社は、瀬戸内ブランドコーポレーションがホテル開発を目的に設立した特別目的会社。両社は、広島市の都心の賑わいと交流を生み出す高次元都市機能の充実と観光振興を図る目的で県有地等を活用し、今年2月に国際会議の開催が可能なホテルの運営事業予定者を募集していた。ホテル建設にあたっては、せとうち観光活性化ファンド(管理運営:せとうち観光パートナーズ)を通じた資金支援も行う予定だ。

ヒルトン広島は、世界遺産の原爆ドームや繁華街から徒歩圏内の富士見町陸に立地。約6400平方メートルの敷地内に、約415室の客室と最大約1300平方メートルの会議施設、料飲施設、スパ、チャペル、プールなどを設ける。

調印式の様子。左から)瀬戸内ブランドコーポレーション代表取締役社長の藤田明久氏、 ヒルトン アジア・オーストラレーシア地区開発担当上席副社長のガイ・フィリップス氏

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