GDSを提供するアクセス国際ネットワーク(AXESS)代表取締役社長の添川清司氏が、2019年を迎えるにあたって年頭所感を発表した。
添川氏は所感の中で、2019年は同社が掲げるキーワード「その一歩先へ」を視野に、グローバルな変革に挑戦。その一環として、旅行会社に向けて利便性の高いNDC(航空新流通規格)コンテンツの提供を進めていきたいとしている。
発表された内容は以下のとおり。原文のまま掲載する。
2019年 年頭所感
新春を迎え、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
昨年も多くの航空・旅行業界の皆さまにAXESSをご利用いただきましたこと、改めて御礼申し上げます。
AXESSは1964年に日本航空のCRSとして稼働した「JALCOM」をベースに、1991年の分社・独立によって誕生し、日本のローカルGDSとして日本の航空・旅行業界の皆さまとともに発展してまいりました。スケジュールや運賃を軸としたフライト検索機能から発展したGDSの役割は、旅行会社の業務を効率化する機能の提供を通じて、トラベラーのタビマエからタビアトまでをトータルにサポートする旅行流通プラットフォームへと変化していきます。
戦略的パートナーであるトラベルポートのグローバルな技術・ノウハウ・ネットワークを活かして、当社は「その一歩先へ」をキーワードに変わりゆくマーケット動向を先取りし、グローバルな視点で変革に挑戦していきます。その1つとして、NDCコンテンツの提供に向けて、AXESS CREA Advanceのバージョンアップを予定しています。予約から精算まで業務を効率化するプロダクトと連携し、旅行会社のワークフローを変更することなく、NDCコンテンツを取り扱える環境整備を目指しています。
また、「つながるAXESS」をキーワードに日本における航空・旅行業界の皆さまをつなぐローカルGDSとして、より一層、日本マーケットへのサービスに注力することをお約束するとともに、最高品質の旅行流通システムの提供を通じて業界の発展に貢献していきたいと考えます。
本年も何卒よろしくお願い申し上げます。
株式会社アクセス国際ネットワーク
代表取締役社長
添川清司