GDS事業を手掛けるインフィニトラベルインフォメーション代表取締役社長の植村公夫氏が、2019年を迎えるにあたって年頭所感を発表した。
植村氏は、昨年の旅行・航空業界ではインバウンドのみならず日本人出国者数が大きく拡大したことに触れ、今年もさらなる需要増加が期待できると展望。顧客の声に徹底してこだわったサービスを提供し、顧客満足度ナンバーワンのGDSであり続けたいとしている。
発表された内容は以下のとおり。原文のまま掲載する。
2019年 年頭所感
あけましておめでとうございます。
昨年中はひとかたならぬご愛顧を賜り、誠にありがとうございました。深く御礼申し上げます。
昨年の旅行・航空業界を振り返りますと、訪日外客数は継続的な訪日プロモーションや新規就航・増便による航空座席供給量の増加が奏功し、好調に推移しました。また一方で、日本人出国者数につきましても前年を上回る結果となりました。
また、昨年9月には台風21号の影響による関西空港の閉鎖や北海道胆振東部地震の影響による新千歳空港の閉鎖により、航空便の欠航や旅行のキャンセルが発生いたしました。関西、北海道は訪日客が多いことから、一時は訪日需要が停滞しましたが、現在では需要に対する影響は軽微なところにまで回復しております。
弊社の活動に目を転じますと、マーケットでのインターネット販売の拡大や、航空会社の新サービス強化に対応するため、NDC(New Distribution Capability)に対応するプロダクト構想を昨年6月に発表しました。そして、英国Travelfusion社と共同開発をしたプロダクトを搭載する形で、昨年12月にNDC対応航空会社のコンテンツ手配を可能としました。
今年は元号が新しくなるうえに、10連休のゴールデンウィークが予定されており、旅行・航空業界におきましては更なる需要増加が期待されます。
今後もINFINIは”Being Together”という経営理念をモットーに、お客様の声に徹底してこだわったサービスの提供を続け、顧客満足度No.1のGDSであり続けることができるよう、社員一丸となり努力してまいります。
新しい1年が皆様にとりましてより良い1年となりますようにお祈り申し上げます。
本年もより一層のご指導ご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
株式会社インフィニ トラベル インフォメーション
代表取締役社長 植村公夫