旅行者と駐車場ホストをつなぐアプリを開発するCarstayは2018年12月21日、2019年1月にリリース予定の車中泊シェアリングサービス「Carstay(カーステイ)」について、車中泊旅行者向けの「個人賠償責任保険」と車中泊事業者向けの「施設所有(管理)者賠償責任保険」に同社が包括的に加入すると発表した。
保険は三井住友海上火災保険を利用。ホスト側には駐車場の管理不備によるゲストのケガ、騒音などのトラブルに備える一方、ゲスト側には駐車場にいる人を誤ってケガさせてしまう、駐車場内の物を壊すなどのトラブルに備える。個人賠償責任保険については、三井住友海上とオーダーメイドで専用保険を開発した。
保険を手厚くした背景には、アウトレジャー人気の高まりで車中泊人口が増加する一方、道の駅や無料キャンプ場での騒音やゴミなどが社会問題化していることがある。ホスト、ゲスト双方に安心して利用してもらえる体制を事前に整えることで、マッチングを進めていきたい考え。