「改元」による旅行トレンド予測、GW10連休・記念日旅行・ネオおこもり旅行など、楽天トラベルが分析

楽天はこのほど、旅行予約サービス「楽天トラベル」のヒット番付(改元イヤー番外編)を発表した。同社は予約データをもとに年間消費動向を分析しているが、今回は「改元」に伴うトレンド予測をおこなうもの。東西の横綱・大関にランク付けしている。

それによると、東の横綱は「スーパー連休」、西の横綱は「〇〇映え旅行」。今年のゴールデンウィークは新天皇即位に伴い5月1日が祝日になることで、10連休に伴う旅行予約が増加傾向となっている。旅行先の選定では引き続き「写真映え」を意識する傾向が強い。またこのトレンドは「写真映え」から「ムービー映え」にシフトする傾向もあるという。

さらに、東の大関は「ネオおこもり旅行」、西の大関は「元年アニバーサリー旅行」。観光拠点ではなく宿泊する「ホテル」を旅行の目的にする「ネオおこもり」派や、新元号初の記念旅行をおこなうなど、いつもより贅沢な旅の需要も期待されるとしている。

なお、ECモール「楽天市場」の購買データを対象としたランキングでは、東の横綱が「きっかけ消費」、西の横綱が「スーパー連休」。そのほか、改元にともなう「かけこみ消費」「懐古消費」なども上位にランクされた。大型連休に向けて、車中泊マットレスやテント、カーナビなどのグッズの需要が高まっているという。

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