エイチ・アイ・エス(H.I.S.)はこのほど、年末年始の海外旅行予約動向をとりまとめた。それによると、総合・航空券のランキングはいずれも8年連続でホノルル(ハワイ)が1位。ツアーはホノルルが2位となり、代わって昨年3位だったグアムが1位となった。
同社によれば、ホノルルはFIT化が進んでいる一方、グアムはチャーター便を利用した商品が好調に推移。子供連れなど家族でも生きやすい近場のリゾートとしてグアムのツアー人気が高まっているという。
また、今年のツアーランキングは政情などを背景として韓国や香港が順位を下げ、アジアのビーチが上位に。総合・航空券ランキングでは、上海の需要の高まりがみられるほか、ロサンゼルスが昨年13位から今年は9位まで上昇したのが特徴としている。
人気出発日は12月29日。帰国ピークは1月3日を見込む。
このランキングは、2019年12月21日から2020年1月3日までの予約状況にもとづき集計したもの。