クラブメッドは日本をはじめ中国や豪州など、主要11か国を対象にした「2019年度アジア太平洋スノーブランド調査」の結果を発表した。
これによると、同地域のウィンターバカンスの旅行者の数は、前年比10%増の1億5100万人に増加。旅行者の75%が最低でも2年に1度はウィンターバカンスを楽しみ、滞在日数は35%が4泊以上、65%が3泊以上だった。
客層の特徴では68%がミレニアル世代で、家族との時間を最優先に考える富裕層が多い。92%の旅行者が子ども連れでウィンターバカンスに出かけ、75%の旅行者がスノーアクティビティだけではなく、その土地特有の文化体験や家族と過ごす時間を重視しているという結果も。
また、日本でウィンターバカンスを過ごした旅行者は60%以上になり、日本は2018年度に続き最も人気の旅行先となった。旅行形態では、アクティビティの多彩さや利便性、経済性などから、旅行者の80%が旅行代金にリフトパスやスキースクール代などを含めたオールインクルーシブを好むと回答している。
このほか、ウィンターバカンスを楽しむ旅行者は夏の旅行先として、ビーチリゾートより高原や山岳リゾートを好む傾向も明らかに。旅行者の75%が気候や雄大な自然などを理由に夏の高原・山岳リゾートの方が魅力的と回答。夏の訪問先では夏も日本が1位となり、スイス、ニュージーランドが続いた。