国際会議の開催件数が7年連続で過去最高、トップ5都市の件数がさらに増加 -2018年JNTO統計

日本政府観光局(JNTO)が取りまとめた「2018年JNTO国際会議統計」によると、2018年に日本で開催された国際会議の件数は、前年比3.6%増の3433件となり、7年連続で過去最高となった。

都市別でみると、トップ10の順位は前年と同じだが、特に上位都市の開催が増加。トップ5の件数が全体の過半数を占めるとともに、増加分の9割を占めた。特に1位東京(645件/前年608件)、3位京都市(348件/同306件)の増加数が際立っている。

参加者総数は6.6%増の184万人。このうち外国人参加者数は12.3%増の21万人となり、過去2番目に多い結果となった。分野別では、医学(87万人)、科学・技術・自然(53万人)の2分野で全体の3分の4以上を占めた。

開催会議を規模別でみると、中・大型国際会議(外国人参加者数50人以上、かつ参加者総数300人以上)の件数が、33%増の464件となり、過去最高を記録。これ江に伴い、中・大型国際会議の参加者が22.%増の82万人(外国人は13万人)と大幅に増えたのも、2018年の特徴だった。

なお、本統計の国際会とは、JNTOの基準で選定(主催者は国際機関・国際団体、または国家機関・国内団体、参加者総数50名以上、日本を含む3居住国・地域以上が参加、開催期間は1日以上)。他の国際団体による国際会議統計の基準とは異なる。

発表資料より

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