観光庁は、2019年度補正予算1.8億円を活用し、特定の国・地域から訪日する観光客の割合が高い観光地で、誘客する市場の多角化への取り組みを実施する。観光地の継続的な発展の基礎とすることを目的として、新規市場の開拓・多角化に取組む地域を公募し、第三者で構成する委員会によって該当地域を選定する。
具体的な取り組みは、マーケティング調査などを含む誘客多角化戦略策定支援、観光資源の磨き上げや創出、販路開拓を実証する誘客多角化支援、日本政府観光局(JNTO)による訪日プロモーションなど。
対象地域は、市区町村を基本として、特定の国・地域から来訪する観光客の割合が特に高いこと、急速なインバウンド動向の変化による影響が特に大きいなど、新規市場の開拓・多角化に取組む緊急性が高いと認められることが条件。応募期間は今年3月19日(17時必着)まで。