関係人口創出へ「ふるシェア」始動、会員制で都市と地方をマッチング、500名以上が事前エントリー

ふるさとシェアリング社が、サブスクリプション型会員制で都市と地方をマッチングするプロジェクト「ふるシェア」を開始した。“旅行以上、移住未満”をコンセプトに、都市と地方をつなぎ、関係人口をつくるねらい。第1弾として和歌山県すさみ町、京都府京丹後市の2カ所をふるさと候補地として、京阪神の都市部との関係人口づくりに取り組む。

プロジェクト開始に先駆けて2020年にクラウドファンディングを実施したところ、500名以上の事前エントリーがあり、支援額も250万円以上に上った。現在、奈良県宇陀市や滋賀県甲賀市、兵庫県淡路市などとふるさと候補地として協議を進めている。2022度中には、ふるさと10カ所との連携を目指す。

「ふるシェア」が提供するのは、「ふるシェアONLINE」、「ふるシェア便」、「ふるシェアの家」、「ふるシェアタイム」の4サービス。オンラインコミュニティで交流を図るほか、お互いのグルメをお取り寄せ。地方の空き家をリノベーションして交流拠点にし、アクティビティへの参加、農作業、祭りの手伝いなどを通じて現地で一緒の時間を過ごす仕組みをつくる。

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