奄美・沖縄が世界自然遺産に正式決定、日本の自然遺産は5件目、亜熱帯の森の生物多様性が評価

2021年7月26日、日本が国連教育科学文化機関(ユネスコ) の世界自然遺産に推薦していた「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島」が、第44回世界遺産委員会拡大会合で世界遺産一覧表に記載されることが決定した。亜熱帯の森にアマミノクロウサギやヤンバルクイナなど貴重な固有種が数多く息づく生物多様性が評価された。

これで、日本の自然遺産の登録は2011年の「小笠原諸島」以来5件目。また、27日には「北海道・北東北の縄文遺跡群」が、世界文化遺産として登録されることが正式決定される見通しだ。

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