旅行比較サイトのスカイスキャナーが2021年12月初めに実施した「2022年に向けての旅行に関する意識調査」で、およそ6割が「次回海外旅行に行くときは家族と一緒に行きたい」と考えていることがわかった。特に30代、40代女性は7割以上と多く、コロナ禍で家族の絆を重視する人が多いことがうかがえる。調査はインターネットで実施。過去5年以内に仕事、修学旅行、社員旅行以外で海外旅行に行った20~50代の男女1000名から回答を得た。
これによると、2022年に向けて旅行を計画している人は海外旅行が6.4%、国内旅行は34.3%。現時点で計画はしていないものの旅行自体には行きたいと考えている人が38.4%と最も多かった。
次回海外旅行を計画するときは、「家族と行きたい」と思っている人は59.5%に上った。特に30代、40代以上の女性は70%を超えている。ただ、男女ともに20代は「友達と行きたい」が4割を超えた。男性30~50代に「一人で行きたい」という人が多いのも特徴。
ただ、「ワクチン接種率が各国で進んでいることで、海外旅行に行くことに対してどのように感じるか」との問いでは、20代の男性に限り、「安心して行ける」と考えている人が15.3%と全体に比べるとやや多い傾向がみられたが、全体的には男女、年代問わず、まだ不安に感じている。現在のワクチン接種だけでは不安と感じている人も4割を占めた。