東急リゾーツ&ステイは2022年12月1日、フランスのホテルグループであるアコーの「メルキュール」とのダブルブランドのホテル「東急ステイ メルキュール 大阪なんば(Mercure Tokyu Stay Osaka Namba)」を新規開業する。
同社の滞在型ホテルブランド「東急ステイ」の滞在機能性に、メルキュールの洗練されたデザインを加えたのが特徴。各ブランドの強みをあわせ、滞在体験の満足度と訴求力を高めるのが目的だ。ダブルブランドホテルはメルキュールとのフランチャイズ契約で実現したもので、双方のブランドにとって初めての試み。各ブランドの会員には、それぞれ会員特典を提供する。デザインや機能性の相乗効果のみならず、訪日客の取り込みという点でも、グローバルブランドであるアコーの会員組織と流通網に期待しているという。
客室数は288室。シンプルな客室から、東急ステイの特徴である洗濯乾燥機や冷凍室が独立した冷蔵庫、電子レンジなどのミニキッチンを備える客室まで幅広く用意する。このほか館内には1つのレストランとジム、売店、ランドリーを設置する。