マリアナ政府観光局、戦後80年の節目に、再生プロジェクトを始動、新たな体験を開発し、交流型の観光へ

マリアナ政府観光局(MVA)は、「マリアナ諸島リバイバルプロジェクト」を始動する。2025年は、戦後80年の節目を迎えることから、サイパンを含むマリアナ諸島を再び活性化させ、日本とのさらなる関係強化を目指すもの。

プロジェクト発表会で、MVAマーケティング・ディレクターのジャマイカ タイヘロン氏は「今後も観光インフラを強化し、日本の訪問者に合わせた新しい体験を開発していく」と意気込みを語った。従来の「安・近・短」の強みから、今後は自然や地域文化、歴史に焦点をあて、体験型や参加型の観光を推進、交流を創造する観光への進化を目指す。

プロジェクトでは、日本国内のさまざまな企業・団体とのパートナー連携をはじめ、生活者の旅行トレンドを踏まえたプロモーション戦略やグローバル施策を展開していく。

ビジネス連携では、「マリアナ諸島リバイバルプロジェクトパートナー」を募集。現地への視察協力やビジネスネットワーキング、ビジネスインセンティブサポートなどの活動協力を実施していく。

自治体との連携では、平和促進に向けた広島県との連携を発表。平和促進に向けた取り組みを強化していく。

消費者向けには、写真映えするスキンダイビング(素潜り)が20代・30代の女性に好まれていることから、新たにダイビングコミュニティへのアプローチを開始する。

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