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国内外の航空会社・空港関連の最新情報をお届けします。
JAL、新中期経営計画を発表、ESG戦略などで2023年度にコロナ禍前の利益水準へ、2050年にCO2総排出量ゼロに
JALは、「2021-2025年度 JALグループ中期経営計画」を策定。事業戦略、財務戦略、ESG戦略を3本柱として経営戦略を進め、2023年度にはコロナ禍前の利益水準を超えるEBIT1700億円、最終年度となる2025年度にはEBIT約1850億円レベルを目指す。
JAL決算、旅客数の激減で過去最大2866億円の赤字、貨物収入は40%増加、来期の予想は未定 ―2021年3月期決算
JALは、2021年3月期連結決算で2866億円の当期損失を計上。2010年の経営破綻以降最大の赤字に。旅客収入は国際線が前年度比94.3%減、国内線が同67.2%減。貨物は同40.6%増。
ユナイテッド航空、プレミア会員向けに新たなマイレージ特典、資格維持の機会を拡大
ユナイテッド航空は、「マイレージ・プラス・プレミア」会員向けに、新たに3つの特典を提供する。プレミア・ステイタスの取得機会を用意にするほか、ボーナスマイルを提供。
デルタ航空、動画も視聴できる高速Wi-Fiを導入、5月からA321でサービス開始、2022年末をめどに設置完了
デルタ航空は、2022年末をめどに国内線仕様の航空機全機に高速Wi-Fiを導入。まず2021年末までに約300機に設置する予定。Viasat搭載の初号機は新造機のA321ceo。5月1日からのサービスを開始する。
航空各社GW国内線利用実績、旅客数は前年比大幅増加も、緊急事態宣言の影響大きく搭乗率は低調に
航空各社は今年のゴールデンウィーク期間(2021年4月29日~5月5日)の国内線利用実績を発表。前年からは大幅に旅客数を伸ばしたものの、ゴールデンウィーク前に発出された緊急事態宣言やまん延防止等重点措置の影響を受け、前々年比では依然として低い水準に。
ANA、2020年度は4046億円の大幅な赤字、旅客数は国際線96%減、国内線71%減 ―2021年3月期決算
ANAは、2021年3月期の連結決算を発表。新型コロナの影響大きく、赤字額は過去最高の4046億円に。旅客が軒並み大幅な減収になる一方、貨物は過去最高の収入に。さらにコスト削減を進め、2022年3月期は純利益35億円を目指す。
国際航空運送協会、航空・旅行会社向けにサービス拡充、決済手段やホテル在庫の選択肢を増強
国際航空運送協会(IATA)は、航空・旅行会社向けサービスを拡充。オンライン決済やホテル在庫の増強など。
デルタ航空、5月から羽田/ロサンゼルス線を再開、週3便体制で
デルタ航空が5月2日か羽田/ロサンゼルス線の運航を再開する。運航頻度は週3便で、機材はエアバスA330-900neo型機を使用。夏季に向けて日米路線の強化を図る。
ハワイアン航空、6、7月も成田、関空線のみ運航、そのほかの路線は運休
ハワイアン航空は6、7月も引き続き、成田/ホノルル線を週3便、関空/ホノルル線を週1便で運航し、羽田発、福岡発などそのほかの路線は運休する。
航空券の新流通規格NDC、広がる取り組み、ANAとJALでの進ちょくと、そのメリットを聞いてきた
NDCアグリゲーターのバーテイルジャパンが「旅行業界向けNDCシンポジウム2021」を開催。コロナ禍でのNDCの進捗状況が説明されたほか、ANAとJALがそれぞれの取り組みを紹介。旅行業界でのメリットや今後の可能性について情報が共有された。
ANAグループ、CO2排出量で新たな目標設定、航空機運航による排出量を2050年に実質ゼロに、ESG経営を加速
ANA グループは、ESG経営を加速するため2030年中期環境目標を新たに設定。持続可能な航空燃料(SAF)の活用などを加速させ、2050年に航空機の運航で発生するCO2排出量実質ゼロを目指す。
香港とシンガポール、2国間相互の隔離免除(トラベルバブル)開始、香港発はワクチン接種を義務化
香港とシンガポールは2021年5月26日から入国後の隔離措置を免除するトラベルバブルを開始。それぞれの都市で追跡不可能な感染者が週平均で5人を超えた場合は2週間停止。
国連観光機関と国際航空運送協会、国別の渡航要件な閲覧できる新ツール提供、感染状況や入国要件など
世界観光機関(UNWTO)と国際航空運送協会(IATA)は、国際旅行の再開に備えて、新型コロナウイルスに関する情報を提供する無料オンラインツール「デスティネーション・トラッカー」を立ち上げ。
Trip.com、アマデウスの検索ソリューション導入、航空券購入の顧客体験向上へ
トリップ・ドットコム・グループは、顧客体験向上を目的として、アマデウスのクラウド技術をベースとしたソリューション「アマデウス・カスタム・サーチ」を導入。
航空各社のGW予約率、昨年より大幅増、今後は緊急事態宣言発出でキャンセル増加か
今年のゴールデンウィーク期間(2021年4月29日~5月5日)の予約状況について、航空各社とも前年の予約率を上回り、50%前後で推移。しかし、3回目の緊急事態宣言が発出されることから、今後キャンセルが増える恐れも。
羽田空港で始まった「顔パス」の搭乗手続きを取材した、今年7月には本格運用、デジタル健康アプリとの連動も視野
東京国際空港ターミナル(TIAT)は、羽田空港で顔認証技術による搭乗手続き「Face Express」の実証実験を公開。Face Express登録専用機での手続き、自動手荷物預入機、保安検査場ゲートの通過のデモを実施した。
デジタル健康証明「IATAトラベルパス」、欧州の大手医療診断サービス会社と連携、テスト結果を入国要件と照合
国際航空運送協会(IATA)は、ヨーロッパの医療診断サービス大手のUnilabsの新型コロナウイルス検査ネットワークをデジタル健康パスポート「IATAトラベルパス」に組み込む。
欧州で夜行列車専門の鉄道会社が登場、環境配慮で出張者がターゲット、短距離フライトは終焉か 【外電】
米・観光専門ニュースメディア「スキフト」が、ヨーロッパでビジネス旅行向けの夜行列車に特化スタートアップ企業の動向をリポート。「飛び恥」と言われている環境意識の高まりが背景。
世界の航空会社の損失が5.2兆円に改善か、国際航空運送協会が2021年予測、国際線は今年後半からの需要回復へ
2021年の航空会社の損失額が477億ドル(約5.2兆円)、純利益率はマイナス10.4%になる予測。米国やヨーロッパでワクチン接種が進むことから、年末にかけて需要回復か。
ユナイテッド航空、入国要件確認アプリで全米200ヶ所の検査機関と連携、検査結果やワクチン接種歴を保管
ユナイテッド航空は、「トラベル・レディ・センター(Travel-Ready Center)」で、全米200ヶ所を超える新型コロナウイルス検査機関での検査結果を直接アップロードできる機能を追加。