デジタル・テクノロジー
国内外の「観光Xデジタル」に関連する最新情報をお届けします。
日本人のオンライン消費が加速、小売店サイトの訪問は19%増、その一方で成約率は16%減、滞在時間も減少傾向
アドビが実施した日本市場のデジタル経済動向分析結果によると、2021年第1四半期のオンライン消費額は前年同期比15%増の約50億ドル(約5400億円)。オンライン小売店への訪問が19%増の一方で成約率は16%減。
日本のワクチン接種証明書、発行手続きの概要が明らかに、紙による申請と交付を7月中旬に開始、デジタル証明との連携も検討
政府は、市区町村によるワクチン接種証明書発行の手続きの概要をまとめた。紙による申請と交付を7月中旬を目処に開始予定。今後、2次元コードの発行およびデジタル証明書アプリとの連携を並行して検討。
令和トラベル、22.5億円の資金調達、これまでにない海外旅行予約アプリを今夏リリース
Relux創業者の篠塚孝哉氏が立ち上げた令和トラベルが22.5億円の第三者割当増資を実施。これまでにない海外旅行予約アプリの構築とともに、DX化、採用、マーケティングに投資していく。
阪神タイガース、ライブ配信で商品販売やファンと交流、継続的な関係づくりを目指して
阪神タイガースは、日本ユニシスのライブコマースサービス「Live kit(ライブキット)」を活用し、ファンに向けてライブコマースを活用したライブ配信と商品販売を実施。ファン交流イベントを随時開催し、購買機会を提供していく。
グーグルの旅行サービスに変化が起きるか? 規制強化案を米下院委員会が承認【外電】
米下院司法委員会は、巨大IT企業による市場支配を弱める法案を承認。議会での審議を前にグーグルの旅行サービスにも影響すると見られている。米メディアSkiftのリポート。
タビナカ予約のKKday、日本全国の高速バスの予約可能に、160社327路線が対象、インバウンド再開を見据えて多言語で
オプショナルツアー予約サイトのKKdayは、オンライントラベル社と提携し、日本全国の高速バスおよび夜行バスを検索予約できるサービスの提供を開始。高速バス約160社の327路線が対象。
ディズニーが考えるデジタル体験とは? 新モバイルアプリを次々発表、AR機能でキャラクターとのツーショットなど【外電】
ウォルト・ディズニー社がモバイル&デジタル技術の導入を加速。これまでとは違う方法で、ゲストとつながる機会の増大を目指す。
有料オンラインツアーの予約は、過半数が開催の7日以内で間際傾向、一方で無料の場合は平均20日前
有料オンラインツアーの予約は間際傾向が顕著。予約から参加までのリードタイムは平均10日で、開催7日以内が54%、3日以内も28%に上る。直前予約への柔軟な対応が求められる。
東京・玉川髙島屋が館内案内でARナビを導入、屋内でも現在地から目的地までルート表示、テレコムスクエアのアプリを採用
玉川髙島屋ショッピングセンターは、ARナビゲーションアプリ「PinnAR(ピナー)」による館内外のルート案内を開始。屋内でも現在地を測定し、利用者が見えている光景で目的地までのルート表示。
2年ぶりのツアーグランプリ、国土交通大臣賞は「ランドクルーズJTB」、オンラインツアーやSDGsなどの新時代の企画も
2年ぶりのツアーグランプリ受賞者が発表。過去10年最多の応募数から11作品が選出。
沖縄の地元タクシー8社がワクチン接種者の無料移動サービス、乗合いルートに配車システムを活用
沖縄でワクチン接種者の移動サービスで配車システム活用。デマンド型の煩雑なルーティングの負担軽減へ。
茨城県日立市でAIデマンドサービス開始、利用者の希望を盛り込んだ最適経路案内、バーチャル乗降所を設定
日立市大沼エリア/宮田・助川・成沢エリアでAIデマンドサービスの運行が始まった。利用者の乗車地点、目的地、乗車時刻に対するリクエストを受け取り、希望地点近郊の乗降場所を通るように経路変更し、運行する。
ポニーキャニオン、地域活性化事業で位置情報データ解析提供企業と提携
ポニーキャニオンとナイトレイが地域活性化事業で業務提携。エンタメとロケーションデータを掛け合わせることで、日本各地の魅力発信や課題解決を図る。
東急、会員制リゾートホテルで客室内の「紙」の施設案内の代わりに、自身のスマホをかざして情報取得できる装置を設置
会員制リゾートホテル「東急ハーヴェストクラブ」は、アクアビットスパイラルズが提供する「スマートプレート」を一部施設の客室に設置。宿泊者は、これまで紙で提供していたホテル内外の情報を自身の端末で確認することが可能に。
近隣住民への迷惑行為もたらす民泊の違反物件を特定する仕組み構築、民泊エアビーとバーボが共同歩調
エアビーアンドビー(Airbnb)とエクスペディアグループのバーボは、パーティーなどコミュニティポリシーに違反行為を繰り返すバケーションレンタルを特定する仕組みを開発。コミュニティの安全対策に共同で取り組む。
トリップアドバイザー、ついに定額制サービスを米国で開始、年間99ドル、会員限定価格でホテルや体験を提供
トリップアドバイザーは、米国で定額制サービス「トリップアドバイザー・プラス」の販売を開始。価格は年間99ドル(約1万890円)。会員にはパーソナライズされた旅を提案するほか、お手頃な航空運賃を告知する機能の利用も。
ミレニアルとZ世代のメディア消費に大きな違い、Z世代はSNS投稿に積極的で、ミレニアル世代の2倍
ニールセン デジタルのZ世代とミレニアル世代のメディア消費状況によると、Z世代がより動画とソーシャルネットワークへの関与が強いなど、世代間の差違が判明。
自宅から2キロ圏内の車移動が月額5000円で乗り放題、ウィラーが「共有交通」を提案、京丹後と渋谷でスタート
WILLERが自宅から2km圏内でプロのドライバーによる移動が乗り放題になるAIシェアリングモビリティサービス「mobi」の販売を開始。京丹後市、東京の渋谷区で順次運行を開始する。
JTBと凸版印刷、沖縄の修学旅行でデジタル事前学習のプログラム開発、遠隔体験技術の活用で学習効果最大化
JTBと凸版印刷は、デジタル活用で沖縄への修学旅行の事前学習プログラムを開発。凸版印刷の遠隔体験技術を活用。沖縄にいるかのような感覚で事前学習してもらう。
ハワイ、「責任ある観光」への理解深める動画を公開、水産養殖・環境管理・森林再生・持続可能な農業の4つのエピソード
ハワイ・ツーリズム・オーソリティ(HTA)は、4つのエピソードから構成される教育動画を制作。旅行者に視聴してもらうことで、ハワイでのレスポンシブルツーリズム(責任ある観光)への理解を深めてもらう。