市場調査会社カンター・ジャパンのグループ会社であるシーティアールが、中国人対象に実施したソーシャルメディアの使い方の調査によると、回答者の77%がソーシャルメディアの影響を好ましいと捉えていることが判明した。その理由については「気分を変えてくれる、現実のプレッシャーから解放してくれる」が67%と最多で、ソーシャルメディアを利用することで気分転換がされる点を評価している。
2番目に多かったのは、また、「生活が効率よくなる、便利になる」(48%)。使用目的でも、「ニュース・情報を得る」(58%)が1位、「自分にとって価値のある情報を得る」(44%)が3位だったことから、カンター・ジャパンでは中国人の実用的な面を垣間見ることができるともしている。
同調査は2013年末から2014年初めにかけて実施。対象者は中国ソーシャルメディア使用者12,221人だが、使用者の属性は若い世代に偏る傾向があり、調査対象者も約7割が30歳以下だったという。