ペルー政府観光庁は、2013年度のペルーへ日本人入国者数は、前年比前年比19.7%増の6万7,639人を記録し、アジア地域からの入国者数の合計は前年比11 .8%増の12万9,920人となったと発表した。
同庁によると、現在、アジア地域からの観光客は全世界からペルーへの入国者数の4%。アジア地域の約半数を占める日本人入国者数(入国者数6万7,639人)は、カナダ(6万2,820人)、ドイツ(6万2,570人)、イギリス(5万6,783人) などの欧米諸国やメキシコ(6万0,270人)を上回る結果になった。韓国からの入国者数は、1万4,000人を記録し、2010年から毎年16%の伸び率となっている。
ペルー政府観光庁は、東アジア地域の日本と韓国を戦略的にも重要なマーケットと捉えており、日本をはじめとするアジア地域で積極的なプロモーション活動行っている。昨年は、シンガポールで開催された旅行業界の商談会「ITB Asia」にサプライヤーと共に参加、日本では JATA旅博に参加した。
また、台北および香港ではデスティネーションセミナーやワクップを開催。さらに、日本、香港、台湾、シンガポールの旅行会社から担当者をファムツアーに招待し、期間中にはペルー現地のサプライヤーとの商談会(ペルー・トラベル・マート)も開催した。ペルー政府観光庁は、2014年度もアジア地域を重点マーケットと捉え、日本をはじめとする各国で、積極的なプロ―モーション活動を行っていく予定だ。
なお、アジア地域には、 日本、韓国中などの東アジア、諸国や フィリピン、マレーシア などの東南アジア諸国をはじめ、インドやスラエルなどの国々も含まれている。