女性の時間の使い方、「自分の時間」増加は34.1%、使い道はネットが1位 -JTB総研

JTB総合研究所が女性を対象に実施した「女性の時間の使い方と旅行に関する調査」で、フルタイムで働く女性の平日の平均労働時間は9.1時間であることが判明した。平日と休日で時間の使い方が大きく異なり、「趣味など自分のための時間」は平日が1.9時間に対し、休日は4.8時間となっている。一方、働いていない女性は平日と休日の差は少ないが、家事や介護、子育て、ペットの世話など、自分のこと以外に時間を使うことが多い。

最近の自分の時間について「増えた」との回答は34.1%で減った(29.1%)を上回った。年代別では50代が42.5%と最も多く、増えた要因では「子供が手から離れた」が41.%で最多。子供の年齢は23歳以上が40.4%。特に専業主婦では23歳以上が43.6%と最も多く、子どもが成人した以降も手が離れていないと感じる女性が多いようだ。

増えた時間の使い方では、「インターネット」(50.4%)が1位で、「家族や友人と楽しむ時間」(35.8%)を上回った。特に40代以上が平均を上回っている。一方、20代、30代は「スマートフォンを利用」が平均29.1%を上回っており、特に20代は57.0%で突出。その一方で20代は、「友人や家族と楽しむ時間」も4割を超えている。50代や60代では「趣味の時間」が比較的高い結果となった。

調査は2014年5月7日~8日まで、過去3年以内に宿泊を伴う国内旅行または海外旅行へ行ったことのある20歳~64歳の女性2060人を対象に実施。居住エリアは首都圏、中京圏、関西圏。

JTB総研・プレスリリースより

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