観光庁が発表した2013年10月-12月期の日本人国内旅行消費額は、前年比2.7%増の5兆3570億円となった。日帰り旅行の消費額は前年並みだったが、宿泊旅行は3.5%増の4兆914億円と増加した。
観光庁によると、2013年10月~12月は旅行消費額全体が右肩上がりの増加傾向となり、11月と12月は前年を上回った。特に12月は年末年始の日並びの良さが奏功したとみている。
一方、日帰り旅行は10月は前年を上回っていたものの、11月と12月は前年を下回った。12月は11月よりも消費額自体が減少しており、宿泊旅行需要の増加の影響とみている。