ヴァリューズが発表したウェブサイト訪問者数ランキングによると、2014年の1位は前年に引き続き、ポータルサイトの「Yahoo! JAPAN」となった。2位は「Amazon.co.jp」、3位は「楽天市場」の大手ECサイトモールがランクイン。トップ3は4位以下を約800万UU(ユニークユーザー※推定)ほど引き離す、圧倒的な集客力を見せつけた。
カテゴリ別でみると、上位にはポータルや検索以外では、ショッピングやブログ、ニュース、コンテンツ共有が目立つ。なかでもコンテンツ共有カテゴリに含まれる「NAVERまとめ」は前年の19位から10位へと大幅に上昇。UU数も9.3%増と増えている。
ヴァリューズによると、PCからスマートフォンへ移行し、大規模サイトがPC単体でのアクセス数を伸ばすことが難しくなっているが、「NAVERまとめ」は着実に成長。このようなまとめサイトやキュレーション系ニュースサイトなどの「ミドルメディア」(マスメディアとソーシャルメディアの中間に位置するメディア)は、SNSで拡散されたり、SNSで話題となることでマスメディアで露出されるなど集客力が高まっていることから、2015年のランキングではさらに躍進すると見ている。
(トラベルボイス編集部)