ネットの情報が企業イメージに大きく影響、よい印象を与えるのは「きちんとした挨拶」 ―日本法規情報調べ

法律関係の情報提供サービスを行う日本法規情報は、このほど同社が運営する複数サイトの利用者を対象に「企業イメージに関する調査」を実施した。それによると、企業イメージにもっとも大きな影響を与えるのは「現在職場で働いている人の情報(SNS等)」(29%)、次いで「過去、その職場で働いていた人からの情報(SNS等)」(26%)、「企業の応対等に関するネットでのクチコミ」(22%)となり、ネット経由の情報が約8割を占める結果となった。

企業イメージに影響を与える要因の割合は以下のとおり。

日本法規情報:報道資料より

また、印象のよい企業と感じる理由で最も多いのは「挨拶がきちんとされていること」(26%)、次いで「上下関係なく仲が良さそう」(18%)、「雑談を含め、会話量が多い雰囲気」(15%)が上位となった。

同社では、CMやテレビ番組などマスメディアを通じて発信される情報よりも、SNSから得た情報や従業員とのやりとり、問い合わせ窓口の対応など、消費者自身の経験にもとづく情報がきっかけとなり企業イメージが作られる状況がみられると分析している。

今回の調査は、同社が運営するサイト「法律事務所検索サポート」「弁護士事務所検索サポート」「人事・労務・社会保険相談サポート」「社労士事務所・社会保険労務士事務所検索サポート」「残業代請求・労務問題相談サポート」利用者へのアンケートや運用情報をもとにしたもの。アンケート期間は2015年1月20日から25日までで、有効回答数は717名。

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