世界最大・22万トン級のクルーズ船の名称決定、ロボットのバーテンダー導入やネット環境整備 -ロイヤル・カリビアン

ロイヤル・カリビアン・インターナショナル(RCI)は、2016年4月の就航を目指して建造中の世界最大22万トン“オアシスクラス”3隻目の名称を「ハーモニー・オブ・ザ・シーズ」に決定した。既存の「オアシス・オブ・ザ・シーズ」と「アリュール・オブ・ザ・シーズ」の総トン数22万5000トンに対し、ハーモニー・オブ・ザ・シーズは22万7000トンと上回り、世界最大客船となる。

船内は、オアシスクラスのデザインコンセプト「7つの街並み」を踏襲するも、ロイヤル・カリビアンの客船で初めて、ウォータースライダーを導入。3デッキ分の落差を、さらに10層下のセントラルパークを見下ろしながらねじれるように滑るスリリングな仕様になっている。

さらに、2014年秋に就航した次世代客船「クァンタム・オブ・ザ・シーズ」で初導入した、ロボットバーテンダーの「バイオニック・バー」も設置。このほか、客室のキーや施設内の支払いなどで使用する非接触IC技術を活用した「ロイヤルWOWバンド」や、動画のストリーム配信やスカイプ通信なども可能な高速インターネット回線など、ITやWi-Fi環境も整備する。

なお、ハーモニー・オブ・ザ・シーズのクルーズスケジュールは、同時期に就航するクァンタムクラス3隻目「オベーション・オブ・ザ・シーズ」もあわせ、2015年3月中に発表する予定だ。

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