航空会社の安全性とプロダクトについて格付けを行うAirlineRating.comはこのほど、航空業界における優れた功績をたたえる「World's Best Airlines for 2016」を発表した。それによると、トップである「エアライン・オブ・ザ・イヤー」はニュージーランド航空が選ばれた。また、9位には全日空(ANA)がランクインしている。
ニュージーランド航空は、乗客への継続的で革新的な取り組みや環境問題に対する考慮のほか、類を見ない優れた業績、経営の安全性、スタッフのモチベーションなど複数の面で高い評価を受けた。
トップ10は以下のとおり。
世界の航空会社トップ10
- ニュージーランド航空
- カンタス航空
- エティハド航空
- キャセイ・パシフィック航空
- シンガポール航空
- エミレーツ航空
- エバ航空
- ヴァージン・アトランティック航空/ヴァージン・アメリカ
- 全日空
- ルフトハンザ航空
また、部門別の最優秀企業(抜粋)は以下のとおり。
部門賞
- エアライン・オブ・ザ・イヤー:ニュージーランド航空
- ベスト・ファーストクラス賞:エティハド航空
- ベスト・ビジネスクラス賞:シンガポール航空
- ベスト・プレミアムエコノミー賞:ニュージーランド航空
- ベスト・エコノミー賞:ニュージーランド航空
- ベスト・LCC賞:ヴァージン・アメリカ、スクート、クララ.com、ノルウェジャン航空
このアワードは、AirlineRating.com独自の「7つ星」によるレイティンングに基づくもの。ICAO(国際民間航空機関:International Civil Aviation Organization)による監査も行われている。