エクスペディアが沖縄に新支店 -海外からの予約件数の増加率は東京・大阪を上回る

エクスペディアは2016年2月4日、沖縄に国内5つ目となる支店をオープンした。エクスペディアの海外サイトからの予約件数を見ると、沖縄は2015年に前年比130%増となり、東京(58%増)、大阪(72%増)を上回る成長を遂げている。これを踏まえ、エクスペディアでは沖縄でのインバウンド戦略を強化する方針だ。

エクスペディアのデータでは、「2015年の訪日客に人気の都市ランキング」で、沖縄は東京、大阪、京都に次ぐ1位。また、海外の国別の海外旅行の人気都市ランキングでも、韓国では2位、台湾は3位、香港は6位など、上位となっている。

エクスペディアの海外サイト経由の予約の内訳を見ると、香港が38%、韓国が35%で、この2市場で全体の7割を超える。香港は大型連休のある6月、韓国は12月がピークで、特に韓国では冬の寒い時期に沖縄でゴルフをする人が多いという。

いずれも日本人の旅行の少ない4月~6月と冬にピークを迎えており、インバウンドの強化が沖縄の旅行需要の平準化に繋がるとアピール。沖縄本島のみならず、離島へのインバウンド拡大にも力を入れるとしている。

エクスペディア:発表資料より

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