エボラブルアジアは2016年7月22日、約1500軒の宿泊施設を扱う予約サイト「らくだ倶楽部」の株式の100%取得を発表した。今後、国内宿泊サービス事業を本格化していく。
これまでエボラブルアジアは、国内航空券を中心としたオンライン予約事業を展開してきたが、今回の株式取得により、国内ホテル・旅館の予約サービスの提供が可能に。すでに展開済みの海外航空券予約サービスや海外ホテル予約とあわせ、航空券と宿泊をセットで宿泊したい旅行者にニーズに対応しやすくなった。
同社では今後、国内航空券×国内ホテル・旅館のプラットフォーム化を進め、航空券と宿泊施設をセットにしたダイナミックパッケージを提供開始。らくだ倶楽部の事業拡大も進めると同時に、その予約エンジンを生かし、インバウンド事業や民泊事業も拡大していく考え。
なお、今回の株式取得が2016年9月期の同社業績に与える影響は軽微だとしている。