エイチ・アイ・エスはこのほど、8月後半から9月に出発する遅めの夏休み(レイトサマー)の海外旅行予約状況をまとめた。
それによると、短距離ではソウルが1位、中長距離ではホノルルが1位で、トップはいずれも昨年と同じ。短距離では5位にセブ(昨年6位)が、中長距離では5位にケアンズ(昨年10位)がランクアップした。
昨年と比較した伸び率の1位はニュージーランドのクイーンズタウン(291%)。続いて2位がモロッコのカサブランカ(221%)、3位がキューバのハバナ(220%)となった。
出発日の人気1位は9月3日。次いで、9月2日、9月22日と続いている。
同社によれば、今年は一部航空会社以外では燃油サーチャージがゼロになっているほか、円高の影響、LCCのアジア線の参入などを背景に、海外旅行に行きやすい状況。8月・9月の直前予約実績も好調に推移しているという。
同社の予約実績にもとづく8月後半~9月の短距離区間、中長距離区間、伸び率のランキング上位5は以下のとおり。
短距離区間ランキング トップ5
※カッコ内は昨年の順位
- 1位:ソウル(1位)
- 2位:台北(2位)
- 3位:グアム(3位)
- 4位:香港(4位)
- 5位:セブ(6位)
長距離区間ランキング トップ5
※カッコ内は昨年の順位
- 1位:ホノルル(1位)
- 2位:バリ島(4位)
- 3位:バンコク(2位)
- 4位:シンガポール(3位)
- 5位:ケアンズ(10位)
伸び率ランキング トップ5
※カッコ内は前年比
- 1位:クイーンズタウン/ニュージーランド(291%)
- 2位:カサブランカ/モロッコ(221%)
- 3位:ハバナ/キューバ(220%)
- 4位:レイキャビック/アイスランド(210%)
- 5位:ストックホルム/ノルウェー(181%)
この調査は2016年8月15日に実施したもの。調査対象は同社の海外ツアー・航空券。出発日は2016年8月16日~2016年9月30日、対象予約日は2016年7月1日~2016年8月14日。