掛けた場所に疑似的な窓を生み出すデジタル窓「Atmoph Window(アトモフウィンドウ)」は、同製品で楽しめる風景動画ストアをオープンした。
アトモフウィンドウは世界初の窓型のIoT製品。4Kで撮影された世界の動画とサウンドで、“窓からの眺め”を演出し、空間に新たな魅力を演出する。2016年10月に日本とアメリカ、欧州を中心に全世界に出荷を開始しており、一般住宅をはじめカフェやサロン、オフィス、ゲストハウス、介護施設などで利用されている。
これまでは本体に内蔵した10本の風景のみだったが、今回オープンしたストアでは世界中で4K撮影した500本以上の映像を用意。すべてオリジナルの映像で、旅行をせずに部屋にいながら世界の絶景・風景を楽しむことができるという。
風景の購入は、アトモフウィンドウのリモコンとして使用するiPhoneまたはAndroidのAtmophアプリを利用。1本590円~の設定で、当初は富士山や京都、沖縄など日本のほか、ハワイ、イタリア、スイスなど国内外の約50本を販売。毎週5~10本ずつ追加し、年内に1000本を揃える予定だ。
ストアには風景の場所を地図で表示し、その場所に関するウィキペディアの説明も表示。アトモフウィンドウでは今後、IoTのデジタル窓から見える風景を通し、見る人を「リアル」な世界に繋げる取り組みを進めるとしている。