国土交通省、「クルーズ旅客の受入機能高度化」ガイドライン策定、必要な機能・施設など整理

国土交通省は、「クルーズ旅客の受入機能高度化に向けた検討会」の議論を踏まえて、「クルーズ旅客の受入機能高度化に関するガイドライン」を策定した。

外国クルーズ船の寄港回数2000回超えなど、観光立国推進基本計画(令和5年3月閣議決定)の目標達成のために、クルーズ旅客のさらなる利便性や安全性向上に向けて、クルーズ旅客受入施設を港湾管理者などが整備する際の活用を想定した。

ガイドラインでは、クルーズ船の寄港パターン(発着港など・寄港港)、旅客受入施設の有無を元に、4ケースに分類。クルーズ旅客の受入機能高度化を図るために必要な機能・施設などについて整理した。

具体的には、1.水域施設、係留施設、2.旅客受入施設、3.旅客動線円滑化のための設備・システム、4.旅客受入施設の付加機能、5.旅客受入施設の管理・運営体制等、6.海上二次交通への接続で、世界の寄港地での対応や先進的な事例を示しながら、あるべき対応をまとめている。

クルーズ旅客の受入機能高度化に関するガイドライン(PDFファイル)

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