ロボットが45か国語で接客ができるアプリ登場、AI(人工知能)搭載でPepperやロボホンでも活用可能に【動画】

ロボットアプリ開発のヘッドウォータースは、45か国語での翻訳・接客が可能なロボットアプリ「ロボット・トランスレーター」を開発した。

AIを組み合わせたソリューションを活用し、人の代わりではなく、一般的に人ができない力を補完するテクノロジーとして開発。英語や中国語はもちろん、ロシア語やアラビア語、さらにアフリカーンス語やカタルーニャ語といった少数言語などにも、聞き取りから翻訳、発話に対応する。

これにより、例えば店頭スタッフと訪日外国人観光客の間に立って通訳を行なうことが可能。また、AIの自然言語認識と連携させ、外国人観光客の質問意図を理解した上で、自動識別・自動対応型のロボット接客も可能だ。顔認識で、一度認識すれば自動的にその人の母国語を自動で識別もできるという。

これらで行なわれた会話コミュニケーションのログは蓄積し、外国人観光客のニーズ分析なども行なう。

さらに翻訳機能はクラウド上に持たせており、ロボットをはじめ多様な端末に連携適用が可能。感情認識ロボット「Pepper(ペッパー)」や携帯可能なロボット電話「ロボホン」、卓上ロボット「Sota(ソータ)」のほか、スマートフォンやタブレット、デジタルサイネージにも適用が可能だという。

対応可能な45言語は以下の通り。

▼対応言語(聞き取り/翻訳/発話機能)

日本語、英語、中国語(標準)、中国語(台湾)、中国語(香港)、韓国語、ベトナム語、マレー語、タイ語、フィリピン語、インドネシア語、スペイン語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、ポルトガル語、オランダ語、ロシア語、ポーランド語、カタルーニャ語、フィンランド語、スウェーデン語、アラビア語、ヒンディー語、ノルウェー語、デンマーク語、トルコ語、アフリカーンス語、ブルガリア語、クロアチア語、チェコ語、ハンガリー語、リトアニア語、ルーマニア語、セルビア語、スロバキア語、ウクライナ語、ギリシャ語、バスク語、ペルシア語、ガリシア語、ヘブライ語、アイスランド語、スロベニア語、ズールー語

https://www.youtube.com/watch?v=Sd4J5qwlCk4


みんなのVOICEこの記事を読んで思った意見や感想を書いてください。

観光産業ニュース「トラベルボイス」編集部から届く

一歩先の未来がみえるメルマガ「今日のヘッドライン」 、もうご登録済みですよね?

もし未だ登録していないなら…