日本航空(JAL)は、VR(バーチャルリアリティ)コンテンツのプラットフォームを提供するナーブ社と、VRを海外法人セールスで活用し、機内の魅力を伝える実証実験を行なう。
営業先のオフィスや展示会場で、JALのシートや機内食、客室乗務員によるサービスを、臨場感のある仮想体験で、わかりやすく伝えられるようにしたもの。ナーブ社が開発した新型VRゴーグルは、軽量かつ折りたたみ可能で、様々な場所で手軽にVR体験ができるようになったという。
対象地域は香港、シンガポール、オーストラリアで、今後拡大していく。実施期間は、2018年7月~2019年3月の予定。
両社は昨年から、海外におけるJALの魅力発信に取り組み、海外の空港カウンターでVRによるシートアップグレードの仮想体験を提供していた。今後も最新技術の活用で、新サービスを創出していくとしている。