観光庁は、「訪日外国人旅行者周遊促進事業費補助金(持続可能性を核とした日本ならではの世界的価値の創出)」について、有識者会議による選定の結果、4つの計画を採択した。この事業では、サステナブルな観光コンテンツを通じて地域の自然・文化・歴史・産業などの地域資源の保全と活用の両立を推進し、地域の経済・社会・環境への好循環を加速化させる持続可能性の仕組みや価値を確立することを目指す。
採択されたのは、ファーマーズ・フォレスト社が宇都宮市で実施する「大谷石文化を発信するサステナブルな拠点づくり」、YOSITAI社が石川県白山市で行う「白山信仰ツーリズム創出事業」、奨農土地社による倉敷市での「倉敷の空地・空家を活用した滞在・体験型拠点整備計画」、阿蘇カルデラツーリズム推進協議会による「阿蘇カルデラ『草原の王冠』の好循環な環境整備」。