モビリティプラットフォーム事業などを展開するニューステクノロジー社は、大和自動車交通と共同で、都内のホテルを対象にハイクラスな移動体験を提供するプレミアムハイヤーサービス「TOKYO CHAUFFEUR SERVICE(トウキョウ ショーファー サービス)」の提供を開始した。
訪日客のタクシー利用が増加していることから始めるもの。2024年6月に大和自動車交通が保有するタクシー車両(50台)で実施した調査では、全体の乗車数に対しておおよそ半数が訪日客を占めた車両も確認されたという。
「TOKYO CHAUFFEUR SERVICE」では、レクサスLM、TOYOTAアルファード、ヴェルファイアなどを使用(車両クラスの指定も可能)。対象ホテルを介して、訪日客向けに、語学堪能で東京シティガイド検定を保有するドライバーが専属で目的地まで送迎するほか、都内名所の観光案内もリクエストに応じておこなう。
同時に、ニューステクノロジーは配車におけるDXも進める。ホテル事業者は、配車依頼から文書管理(発注書など)までオンライン上で手続きや処理を完結することが可能。「TOKYO CHAUFFEUR SERVICE」専用のシステムでステータスも含め配車情報を一元管理することができる。また、車両の現在地の把握や、ホテル事業者とドライバー・ハイヤー運行担当者がコミュニケーションを図るチャット機能も用意する。