兵庫県姫路市はこのほど、2026年秋ごろに開催される「第20回世界歴史都市会議」の開催都市に選ばれたと発表した。2024年11月12~14日にスロベニア・リュブリャナ市でおこなわれた第19回世界歴史都市会議に出席し、清元秀泰姫路市長による誘致プレゼンテーション、世界歴史都市連盟理事会の選考のうえで決定。テーマや会場は今後調整する。
この結果を受け、同市の清元市長は「姫路市は世界遺産・姫路城に象徴される歴史と文化を有する都市で、阪神・淡路大震災といった災害を乗り越え、気候変動問題をはじめとする地球規模課題に向き合いながら、地域資源を受け継いできた。2026年の会議では、姫路市の経験や取り組みを世界各都市と共有するとともに、遺産を次世代に引き継ぐ各都市の課題や政策などを協議していきたい」などとコメントしている。