ブラックフライデー2024、オンライン購入の注文額・支出が増加、実施の有無が事業者の売上に影響

コマースメディア・広告事業を展開するCriteo(クリテオ)は、日本国内のブラックフライデー(2024年11月29日)のオンライン・ショッピングに関する分析結果を明らかにした。調査対象の1000以上の日本の小売業者とブランドのオーガニックデータによると、平均注文額は前年比12%増、ブラックフライデー当日の消費者支出も前年比12%増となった。

また、今年、20%以上の売上増加を記録した小売業者の割合は、前年の32%から35%に増加した。

10月1日から10月28日までの平均を基準値として比較すると、カテゴリー別では、食品・飲料・タバコが最も増加率が高く51%増。スポーツ用品(42%増)、アパレル・アクセサリ(39%増)、ホーム・園芸用品(31%増)が続いた。旅行関連商品では、スーツケース・カバンが4%増。

このほか、2023年のデータを分析すると、ブラックフライデーのキャンペーンを実施した小売業者は、ブラックフライデー期間中の売上が4%増加。12月の総売上も平均で28%増加した。一方で、ブラックフライデーのキャンペーンを実施していない小売業者は12月の売上が5%減少したことも明らかになった。

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