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ナビタイムジャパンは、訪日外国人観光客向けナビゲーションアプリ「Japan Travel by NAVITIME」で、バス停や駅の電光掲示板を撮影することで、バスや電車の行き先を確認できる新機能の提供を開始した。
この機能は、生成AIによる画像認識技術を活用し、アプリのルート検索結果と、バス停や駅の電光掲示板などの行き先情報が一致しているかを確認できるもの。ルート検索結果からカメラを起動し、バス停などを撮影すると、生成AIが経路を推定し、検索結果の路線と合致しているかを判定。ユーザーの現在地やダイヤに基づいて、複数の路線や行き先の違い、停車パターンなども考慮する。
正しい場合は、該当時刻が黄緑色になり、乗車のアイコンが表示。異なる場合は、乗車予定の路線が含まれないことが表示される。
バス停のほか、バスの車体(前後および側面)に付属する電光掲示板や方向幕、電車や新幹線の電光掲示板などの行き先表示にも対応する。
多言語表記に対応していない地域、特に訪日客に人気の高まる地方部で、インバウンドに対して公共交通の利便性を向上させることが期待される。
報道資料より