
観光庁が発表した宿泊旅行統計調査によると、2025年1月の延べ宿泊者数(第1次速報)は前年同月比9.6%増の5004万人泊となった。内訳は、外国人が同35.1%増の1518万人泊、日本人は同1.3%増の3486万人泊。
2025年1月の客室稼働率は同3.6ポイント増の54.8%。施設タイプ別では、旅館が32.0%、リゾートホテルが53.5%、ビジネスホテルが66.6%、シティホテルが67.1%、簡易宿所が23.9%。
2024年の延べ宿泊者数は2019年比9%増
2024年通期の延べ宿泊者数は前年比5.3%増、2019年比9.1%増の6億5028万人泊。そのうち、日本人は前年比2.6%減、2019年比1.3%増の4億8668万人泊、外国人は前年比38.9%増、2019年比41.5%増の1億6360万人泊。
報道資料より客室稼働率は全体で前年比3.5ポイント増の60.5%。施設タイプ別では、旅館が36.8%、リゾートホテルが54.6%、ビジネスホテルが73.9%、シティホテルが72.4%、簡易宿所が29.0%。全体の稼働率で最も高かったのは東京で76.3%。
都道府県別の外国人延べ宿泊者数を見ると、前年比で最も伸び率が高かったのは石川県で121.8%増。このほか、愛媛県(121.0%増)、岐阜県(110.4%増)、鳥取県(102.8%増)などが大きな伸びとなった。