デジタル・テクノロジー
国内外の「観光Xデジタル」に関連する最新情報をお届けします。
ナビタイム、路線バスのリアルタイム「混雑度」を見える化、Bluetoothを活用し、3色で混雑具合をスマホに表示
ナビタイムジャパンは、関東自動車とみちのりホールディングスと共同で、宇都宮市でBluetooth Low Energy(BLE)スキャンを利用したバスのリアルタイム混雑情報表示の実証実験を実施。混雑度は色で3段階に分類。今後は未来の混雑予測情報の提供などを検討していく。
熊本県が見せる力強い観光レジリエンス(回復力)、創造的復興・イノベーションで次世代につなげる観光政策を聞いてきた
熊本地震からの復興途上で、コロナと豪雨被害に襲われた熊本県。トリプルパンチに見舞われながらも、観光を重要産業と位置づけ、観光振興の歩みを進めている。次世代に向けた熊本県の施策や課題について、熊本県観光戦略部と熊本県観光連盟に聞いてきた。
世界大手バケーションレンタル企業が米著名旅行誌「Travel+Lesiure」を買収、3500万人の読者を獲得
世界最大級のバケーションレンタル企業のウィンダム・デスティネーションは、世界的な旅行情報メディア「Travel + Lesiure」を買収。Travel + Leisureが持つ約3500万人の読者と約6万人のクラブ会員を獲得へ。
観光組織・DMOが2021年に成果を出す4つのポイント、今だからこそ長期的戦略を【外電】
デスティネーションや観光機関がデジタル指標を見直し、2021年の活動で成果をあげるためにはどうするべきか。米メディア「フォーカスワイヤ」による解説を紹介。
【年頭所感】Trip.comグールプCEO ジェーン・スン氏 — グローカル化をさらに推進、アジア太平洋の観光に大きな希望
トリップ・ドットコム・グループCEOのジェーン・スン氏は、引き続き「グローカル化」を進めていくとともに、旅行エコシステムへの一貫した投資の必要性にも言及。また、コロナ危機後もアジアの成長トレンドは加速するとみている。
ふるさと祭り東京2021、今年はオンライン開催、ご当地トークやよさこいをライブ配信
東京ドームは「ふるさと祭り東京―日本のまつり・故郷の味―」を今年はオンラインで実施する。東京ドームから全国各地の魅力をYouTubeで生配信。ご当地グルメのお取り寄せも。
シェアリングエコノミーの市場規模、コロナ不安解消すれば2030年度に14兆円に成長の予測、2020年度は2兆円超え
2020年度の日本におけるシェアリングエコノミーの市場規模は2兆1004億円に。民泊などの「スペース」の市場規模は3429億円。2030年度は現状ベースシナリオで7兆4719億円、課題解決シナリオで14兆1526億円に拡大すると推計された。
【年頭所感】アマデウス・ジャパン代表 竹村章美氏 ―ポストコロナの「非接触型」時代に貢献
竹村氏は、これからの旅行業界は先を見据えた改革者の集団でなければならないとの考えを表明。ポストコロナの非接触時代に貢献できるテクノロジーを提供し、旅行業界と共に試練を乗り越えていくとしている。
リアルタイム経路検索でJR・京王・小田急が連携、列車の遅れ加味して結果表示、JR東日本アプリで
JR東日本が、列車の遅れを加味した経路検索表示で、2021年1月から京王、小田急と連携。2020年度中にはJR西日本とも連携し、他交通機関にも範囲を拡大する。
横浜ベイエリアをVRゴーグル装着でバス観光、2階建てオープントップバスで、GWから運行予定
横浜ベイエリアに2021年春、XRバスが登場。VRゴーグルを装着し二階建てオープントップバスでめぐる。企画募集で横浜三塔をモチーフの「ジョーカーを探して」が選ばれた。
デイアライブ社、観光デジタルマーケティングを学ぶサービスを個人ユーザーにも提供、「学べるコンテンツ」など無料提供も
デイアライブ社は、 Web・デジタルマーケティング支援サービス SURGE(サージ)の一部を無料利用できる個人向け「プレユーザー」を2021年2月から提供開始。「学べるコンテンツ」の体験、月1~2回程度メールマガジン「SURGE PRE-STUDY」の提供、イベントの参加、アドバイザーへの相談の利用が可能。
リクルート、完全子会社7社を吸収合併、各事業のノウハウや人材資産を集約
リクルートは、2021年4月1日付で傘下の完全子会社7社を吸収合併。7社が培ってきた事業運営ノウハウや多様な人的資産を集約。
三井住友銀行、仕事用LINE「LINE WORKS」導入、顧客との新コミュニケーション手段に
三井住友銀行が仕事用のLINE「LINE WORKS」の利用開始。店舗行員に「LINE WORKS」アカウントを付与。行員は「LINE WORKS」を通じ、顧客のLINEとコミュニケーションができるように。
印ビスタラ航空、「Googleで予約」に参画、グーグル上で予約・決済が可能に、座席指定など付帯サービスも
インドのビスタラ航空(Vistara)が、「Googleで予約」の検索および予約を開始。他のウェブサイトに移動することなく、グーグル上で予約から決済までを完結することが可能に。
シンガポール航空、NDCコンテンツの提供を開始、1月からアジア太平洋地域で
シンガポール航空は、アマデウスの「Amadeus Travel Platform」に接続している旅行会社向けに、同航空のNDCプログラム「KrisConnect」のコンテンツの提供を開始。1月にアジア太平洋から。2021年上半期中には他の市場でも順次展開していく予定。
ZOZO創業者の前澤友作氏、スタートアップ14社に総額100億円を出資、海中旅行やプライベートジェット事業にも
実業家の前澤友作氏が総額100億円の出資先を発表。航空・旅行関連では、海中旅行事業を展開する「シーバルーン」、プライベートジェット事業を展開する「OpenSky」にも。
体験予約アソビュー社、アウトドア特化「そとあそび」をグループ化、全株式取得でコンテンツ拡充へ
休日の体験予約サイト「アソビュー!」を運営するアソビューが、アウトドア予約のそとあそび社の全株式を取得。グループ化することでコロナ禍でも根強いアウトドアレジャーの需要取り込み図る。
オンライン旅行会社(OTA)に求められるリーダーシップ、観光でガソリン車の利用を中止すべき【外電コラム】
気候変動でOTAが果たすべき役割とは?交通輸送での二酸化炭素排出量削減の動きがヨーロッパを中心に広がるなか、ディーゼル車やガソリン車を使った体験の販売を中止することを提言。
ハワイ州観光局、文化施設のオンラインツアーをライブ配信、文化保護NPOの支援で参加費を全額寄付
ハワイ州観光局(HTJ)は、ハワイの文化継承と海洋保全活動を紹介するオンラインツアーを2021年1⽉9⽇から始める。観光文化施設からライブ配信。参加費はすべて、新型コロナウイルスの影響を受ける各団体へ活動資⾦として寄付。
バケーションレンタルとは? 日本での認知度は低いものの、半数以上が関心があると回答、人気はコンドミニアム
エクスペディアは、 「バケーションレンタル」について、日本での意識調査を実施。認知度はまだ低いものの、意味を理解したうえで、「興味がある」と回答した人は45%にのぼった。最も興味があるバケーションレンタル施設はコンドミニアム/アパート。