デジタル・テクノロジー
国内外の「観光Xデジタル」に関連する最新情報をお届けします。
日本政府観光局、情報管理システムの設定変更、外部侵入の恐れから、被害の確認なし
日本政府観光局(JNTO)は、クラウド型情報管理システムの第三者からアクセスしうる状態であったことから、設定を変更。現時点において被害などは確認されていない。
バイデン新政権の誕生で米国の旅行業界はどう変わるか? 1.9兆ドルの追加経済対策案、ワクチン接種の加速、需要喚起策に大きな期待【外電】
米国バイデン大統領が1月20日誕生した。米国の旅行メディア「Skift」が、バイデン政権下で旅行業界がどのように変わるかを展望。ツーリズム、ホテル、航空会社、オンライントラベルで、各業界のリーダーたちの声を紹介。
世界の旅行市場予測、2023年以降に本格回復、2025年には過去最高まで回復か、欧州で高い旅行意欲
2021年の世界の旅行収入は前年比50%増、2023年以降に本格回復、2025年には2019年比で約23%増加し、過去最高に達する予測。ITBベルリンが最新の調査結果を発表。
欧州最大の旅行会社TUI、タビナカ事業を強化、今年前半から急回復と予測、24時間前まで無料キャンセルも設定
欧州最大の旅行会社TUIは、現地ツアーやアクティビティの販売を強化。チャットなどを通じて、個人のニーズに合わせた体験を提供していく。無料でキャンセルすることが可能なコンテンツも用意。TUIでは、2023年には2019年に記録した過去最高の取扱高を超えると予測している。
観光庁、DMOによるデータ収集・分析事業でモデル地域を公募、戦略策定やリピーター創出の仕組みづくりで
観光庁は、2021年度「観光地域づくり法人による宿泊施設等と連携したデータ収集・分析事業」におけるモデル地域を公募。地域内の宿泊施設の宿泊客データをDMOに集約するプラットフォームとCRM(顧客関係管理)のための観光地情報アプリの機能を実証。
位置情報で多層的な価値を生み出す「メタ観光」で観光組織が発足、新たな観光価値の運用へ
情報社会の新たな観光である「メタ観光」の実現と普及を目指し、メタ観光推進機構が設立された。代表理事は、元トリップアドバイザー代表取締役で現在グッドイートカンパニー取締役CSOの牧野友衛氏。
ワクチン接種記録をスマホで証明、マイクロソフトなど「ワクチン接種認証プログラム」を共同開発、世界の共通基準と相互運用へ【外電】
マイクロソフトなど13社/団体が共同で「ワクチン接種認証プログラム(VCI)」の開発している。VCIは共通基準と相互運用機能を持ち、他のデジタル健康パスとの互換性も保証するもの。「フォーカスワイヤ」が解説。
デジタル健康認証「IATAトラベルパス」、今年3月末までに提供開始へ、別組織のデジタルパスとも互換性
国際航空運送協会(IATA)は、現在開発中のデジタル健康認証「IATAトラベルパス」について、今年3月末までに提供する。4つのモジュールを個別に利用することで、他デジタルパスを補完することもできるように。
愛媛県、仕事版LINEで行政事務を効率化、ワークスモバイルジャパンと連携協定
LINEおよび仕事版LINE「LINE WORKS」を提供するワークスモバイルジャパンが、愛媛県と包括連携協定を締結。県税の事務手続き、防災について、LINE、LINE WORKSを活用。
DMM英会話、HISとコラボでオンライン海外ツアー、英語講師と現地ガイドがライブ中継
DMM.comとHISは英語を学びながら世界5カ国を周遊するオンラインツアーを2月17日に開催する。MM英会話の講師とHISの現地ガイドが各地からライブ中継。
さっぽろ雪まつり、今年はオンライン開催に、市民参加型促し、雪像の作り方を動画配信も
新型コロナの影響で「さっぽろ雪まつり」の会場展開が中止、オンライン形式で開催へ。雪まつりの文化や札幌の冬の魅力を国内外に広く発信し、将来の誘客につなげる。
NECと広島電鉄、MaaSアプリ「MOBIRY」の機能拡張、複合経路検索、シェアサイクル、特典発券サービスなどを実装
広島電鉄とNECは、デジタルチケットサービス「MOBIRY」について、複合経路検索機能、シェアサイクルとの連携、観光・商業施設などの割引チケットや様々な特典を取得できる機能などを実装し、利便性と回遊性をさらに向上させる。
ソラーレホテルズ、スマホで非接触型の事前チェックイン導入、名前伝えるだけでルームキー受け取り
ソラーレ ホテルズ アンド リゾーツは1月18日から、スマホによる非接触型の事前チェックインシステムを「ホテル・アンドルームス名古屋栄」など4軒のホテルに導入した。
NECら、デジタル化で観光都市づくり目指す新組織を設立、「日本地域国際化推進機構」が発足
コロナ後の新時代の観光地域づくりを見据えた新観光団体。タイムアウト東京のORIGINAL社と観光DXのNECが設立。
羽田イノベーションシティ、スマートツーリズムのアイデア募集、採択で実証実験へ
羽田イノベーションシティで、新たなスマートシティ実現に向けたアイデアソンが開催されるのに伴い、ビジネスアイデアを募集。スマートツーリズムもテーマのひとつに。
観光復興の最前線を支える観光ガイド、熊本県・阿蘇火山博物館が挑むガイド育成とデジタル化の取り組みを取材した
熊本地震から復興途上でコロナ禍に襲われた阿蘇。地元ガイドはそれでも前を向く。2020年7月にはツアーガイド管理をシステム化し、ガイド管理を効率化した。ガイドプログラムをさらに拡充することでエコツーリズムを発展させていく考えだ。その取り組みとガイドにかける思いを取材した。
トリップアドバイザー、米国各地の混雑度を示す新ツールを開発、Slackやアマゾンらと共同開発
トリップアドバイザーが複数テック企業と共同で、ソーシャルディスタンスに役立つ新ツール「Crowdfree.me(クラウドフリー・ミー)」を開発。米国内都市の混雑状況をヒートマップで表示。
HIS、世界の鉄道をオンライン体験できるツアー販売、シベリア鉄道の始発駅からライブ配信など
HISが「HISリモ鉄」の販売を開始。世欧州エキスプレスと連携し、ライブツアーや海を渡って活躍する日本車両の様子などを紹介。鉄道好きのコミュニティ創出も図る。
ツーリズムEXPO東京版の中止で、官民の出展者がオンライン発信、旅行業界向けメッセージやライブ配信など
ツーリズムEXPOジャパンの特別企画が開催中止になったのに伴い、国土交通省、JTBらがオンラインによる発信で、予定していた内容の再現や観光振興に向けたメッセージを送っている。
三重県、遠隔操作ロボット(アバター)のホッピング観光、リモート観光モデルを創出へ
ANAグループのavatarin(アバターイン)は、三重県の「海の博物館」「鳥羽水族館」「ミキモト真珠島」の3施設で普及型コミュニケーションアバター「newme(ニューミー)」を活用したホッピング観光の実証を実施する。