KNT-CTホールディングスの2013年5月の総取扱額は、前年比3.8%減の457億2060万円となった。国内旅行は一般団体が8.5%減、個人旅行が1.1%減となった以外は、すべて前年を上回り、国際旅行も0.5%減とほぼ前年並みだったが、海外旅行がすべての分野で前年を下回り、全体の前年比率に影響した。
国内旅行は団体旅行が0.6%増の103億5373万円、メイトが0.5%増の61億7212万円、クラブツーリズム国内も3.3%増の96億5270万円となり、国内合計で1.2%増の299億9155万円となった。特にクラブツーリズムではバス旅行を除いて7.8%増と好調で、中部、北陸、九州が伸びた。
海外旅行は団体旅行が14.0%減、企画旅行が12.7%減、個人旅行が199%減で、海外合計で14.6%減の125億1851万円と2ケタ減となった。企画旅行のうち、クラブツーリズムは1.4%減の49億5593万円だったが、特にホリデイが28.2%減と大幅に減少したのが影響した。ホリデイは、東南アジア方面は好調だが、取扱の多い東アジア方面が不調。特に中国方面の影響が大きく、取扱人数、取扱額とも前年を大幅に下回る結果となった。国際旅行は0.5%減の8億3571万円だった。