在タイ日本国大使館によると、タイ政府は2014年3月19日に「非常事態宣言」を解除、国内治安法(ISA)に移行する。国内治安法は4月30日まで従来同様のバンコク都とノンタブリ県の全域、隣接県の一部に適用される。
ただし、ルンピニ公園や首相府、内務省などでは反政府勢力による抗議活動が継続。在タイ日本国大使館は、警官隊との反政府勢力が活動するエリアでは、今後も警官隊との衝突や爆弾テロなどが発生する可能性があるとして、引き続き注意を呼び掛けている。特に、「深夜早朝のルンピニ公園周辺に出来る限り近づかないで下さい。」としている。
また、タイ国政府観光庁は、タイへ旅行・渡 航の際には「昼夜を問わず出来る限り抗議行動が行われている場所の周辺に近 づかない等、十分注意が必要」とウェブサイトで呼びかけている。