ハワイ・ツーリズム・オーソリティ(HTA)によると、2014年7月の日本人渡航者数は、前年比1.6%増の13万1229人と増加した。平均滞在日数は5.1%減の5.85日と縮小したが、1人1日あたりの消費金額は7.0%増の267.9米ドルと大きく増加。総消費額も3.1%増の2億570万ドルとなり、全市場の伸び率(2.6%増の約14億ドル)を上回る伸びとなった。
日本人渡航者数を島別で見ると、オアフ島が3.2%増の12万6806人。オアフ島のプラス推移は今年1月以降続いている。一方、隣島で最大のハワイ島は25.1%減の1万4491人と大きく減少。マウイ島も8.1%減の5549人と不振で、隣島は数の少ないモロカイ島、ラナイ島以外はマイナス推移が続き、マウイ島との差が顕著になっている。
なお、全市場からの渡航者数は2.5%増の77万2106人。平均滞在日数は3.0%減の9.12日と減少した。