ウェザーニューズは第2回紅葉見頃予想を発表した。それによると、今シーズンは朝晩の冷え込みや十分な日照が影響し、全国的に非常に色づきが鮮やかな紅葉が期待できるとしている。9月の天気傾向を反映し、前回の発表から北海道の見頃予想日を一週間程度早めた。また、東北から中部の山は例年より早く紅葉の見頃を迎える見込みで、東日本の平野部と西日本では、例年とほぼ同じ時期に見頃となる予想している。
現在のところ、北海道の平野や東北、中部の山、関東の標高の高い山でも続々と色づき、見頃を迎えた地域が増えてきた一方、北から東日本の標高の高い山では一部で既に落葉が始まった。今後については、10~11月にかけて移動性高気圧に覆われて秋晴れとなる日が増え、放射冷却による朝の冷え込みと日照が十分にあるため、これから色付く東日本の平野部や西日本でも鮮やかな色づきが期待できると予想している。
北日本では、10月後半に北海道の平野や東北で続々と見頃を迎える予想で、函館公園は10月26日頃から、厳美渓は10月26日頃から、鳴子峡は10月22日頃から見頃を迎える見込み。東日本では、10月後半は関東北部の山や長野県、北陸で次第に見頃を迎える予想で、白川郷は10月29日頃からが見頃。西日本では、大山が10月23日頃から、霧島が10月28日頃から、高野山が10月29日頃から紅葉が楽しめると予想している。
(トラベルボイス編集部)