日本旅行は2015年11月に創業110周年を迎えるのに合わせ、2015年に様々な謝恩企画を実施する。110年の感謝を込め、「HAPPYがえし」をテーマに、顧客や地域、社会が“HAPPY”になる営業展開を進める方針。これにあわせて110周年のロゴやポスターも設定した。
謝恩企画では「110周年記念商品」を、国内旅行の「赤い風船」や海外旅行の「マッハ」「ベストエクセレント」「ベストツアー」などの自社ブランドで設定。日本旅行は1905年、創業者の南新助氏が地域の人々の高野山詣でや伊勢神宮参拝の世話をしたことが始まりであることから、「赤い風船」では善光寺の御開帳やJRデスティネーションキャンペーンにおける鉄道利用の特別企画などを行なう予定だ。
各種展開するイベントでは、「人生をHAPPYにする110の絶景」フォトコンテストを企画。国内外の旅行先で撮影した絶景を募集し、計110点を選出。入賞者に海外旅行や国内旅行、旅行券などを賞品としてプレゼントする。優秀作品は日本旅行のパンフレットやホームページなどで掲載するという。
このほか、地域に対しては、地域活性化を目的に特徴ある観光資源を紹介し、体験・交流ができる着地型商品やスポーツツーリズムなどを推進。また、子ども向けプログラム「トムソーやクラブ」での語学体験などの新設定や、グローバル人材育成事業も取り組む方針だ。これ以外にも企画や取り組みを検討しており、詳細は後日発表する予定。