リアル店舗の店頭でネット価格との比較経験、韓国59%、中国54% -実店舗での携帯電話使用調査

世界的な市場調査会社のGfKが世界23か国で実施したリアル店舗での携帯電話使用状況に関する調査で、店頭でインターネット価格との比較をする割合は日本では29%だったのに対し、グローバルでは4割に達したことが判明した。

年代別では20代が最も高く、日本でも4割、グローバルでは約5割となった。また男性の方が女性よりも価格比較を行なう割合が高い。国籍別では韓国が59%、中国では54%と日本のほぼ倍の比率となっており、GfKではインターネット上の価格競争が日常的に店頭に持ち込まれているとしている。

価格比較以外での使用状況を見ると、グローバルでは「友人や家族にアドバイスを貰う」が価格比較と同じ4割でトップとなり、「購入検討製品の写真を撮る」(36%)が続いた。日本では「価格比較」に次いで、「製品情報取得のためにバーコードやQRコードをスキャンする」(18%)が多く、グローバルで多かった「友人や家族にアドバイスを貰う」は16%にとどまった。それ以外の項目を含め、日本はグローバルの数値を下回っており、海外の人たちの方が日本人よりも店頭で携帯電話を使用する意向が高いことがうかがえる結果となった。

調査対象の23か国はアルゼンチン、オーストラリア、ベルギー、ブラジル、カナダ、中国、フランス、ドイツ、インド、インドネシア、イタリア、日本、メキシコ、ポーランド、ロシア、南アフリカ、韓国、スペイン、スウェーデン、トルコ、イギリス、ウクライナ、アメリカ。15歳以上の携帯電話使用者約2万5000人に、インターネットと対面調査で実施した。

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