日本人のハロウィーン参加意識が上昇、4人に1人がイベント参加を検討、女性の支持高く ―リクルート

リクルートライフスタイル内の調査研究機関「ホットペッパーグルメ外食総研」はこのほど、2016年のハロウィーンに関する意識調査をおこなった。それによると、2016年にハロウィーン関連イベント(飲食、パーティなど)参加予定者は全体の23%で前年よりも4ポイント増加。統計上は約4人に1人が参加を検討していることになる。また、参加予定者の最多は20代女性(35%)、次いで30代女性(30.9%)だった。

関連イベント・パーティの内容をみると、人気があるものは「飲酒主体の外食店での飲食、パーティ、イベント」(11.4%)、「食事主体の外食店での飲食、パーティ、イベント」(11.3%)がほぼ同率。次いで「ホームパーティ」(10.3%)だった。ただし、20代男性は「ホームパーティ」(12.5%)よりも「カラオケ店、カラオケボックス」(14.0%)でのイベント参加が多い点が特徴だったという。

ハロウィーン関連行事への参加(予定)状況は以下のとおり。

リクルートライフスタイル:発表資料より

また、昨年のハロウィーンで仮装してイベントやパーティに参加した割合が最も多いのは、30代女性(51.3%)。次いで20代女性(44.0%)、40代女性(41.4%)。女性の割合が多い一方、男性の最多でも37.8%(20代男性)と、4割に満たない結果となった。昨年仮装をおこなった参加者の全体平均は19.2%だった。

なお、ハロウィーンが日本で普及することについての意識では、「良いと思う」とする肯定派が67.4%。前年と比較すると3.8ポイント減少したものの、肯定派が全体の約7割を占める状況。ここでも女性は20代が82.9%、30~40代の7割以上が肯定派。否定派の意見では、男性は「理由をつけて騒ぐのはよくない」、女性は「仮装が単なるコスプレになりつつありよくない」が比較的多い傾向にあったという。

リクルートライフスタイル:発表資料より

この調査は、首都圏、関西圏、東海圏に住む20代から69歳までの男女を対象にネットアンケート形式で実施したもの。有効回答数は1万207件。調査期間は2016年9月1日から2016年9月7日まで。

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