JALの年末年始2016、国際線の旅客数微減も東南アジア線が好調、国内線は1割増

日本航空(JAL)グループの2016年度年末年始期間(2016年12月22日~2017年1月3日)の利用実績がまとまった。それによると、国際線の提供座席数は前年比4.9%減の38万2126席、総旅客数は1%減の34万1459人、搭乗率は3.5ポイント増の89.4%だった。

方面別の旅客数は、米大陸線、欧州線、東南アジア線、グアム線で前年比増。特に東南アジア線は提供座席数の増加率(4.9%増)を上回る総旅客数の伸び(6.0%増)を記録。搭乗率は92.6%だった。搭乗率はグアム線も95.3%と好調だった。一方、オセアニア線は提供座席数を0.8%増としたものの、総旅客数は4.9%減で前年割れとなった。ピーク日は日本発が1月3日の95.8%、日本着が1月29日の96.1%。

国内線の提供座席数は1.1%増の145万9115席、総旅客数は10.4%増の115万9041人、搭乗率は6.6ポイント増の78.6%だった。

方面別でみると、提供座席数は北海道のみ前年比6.8%減でマイナス。そのほか東北・北陸、関西、中国・四国、九州、沖縄はすべて前年比増。総旅客数もすべての地域で前年比増を記録。特に沖縄は、提供座席数の増率(9.5%増)を大きく上回る20.1%増に。搭乗率は北海道が80%、関西が90.1%、沖縄が82.3%。東北・北陸、中国・四国、九州方面は7割台となっている。ピーク日は、下りが12月29日の97.3%、上りが1月3日の95.4%。

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