全日空(ANA)は2018年4月1日付の役員人事と組織改正の概要を発表した。
新任の執行役員は以下のとおり。
新任 執行役員(2018年4月1日付)
※氏名:担当
- 石田洋平氏:成田空港支店長 兼 ANA成田エアポートサービス社長
- 横山勝雄氏:フライトオペレーションセンター 副センター長
- 新川新一氏:北海道支社長、北海道地区 担当
- 平澤寿一氏:企画室長、東京オリンピック・パラリンピック推進本部 事務局長
- 衛藤勇氏:関西地区空港統括、大阪空港支店長 兼 ANA大阪空港社長
- 高橋誠一氏:マーケティング室副室長 兼 ネットワーク部長
- 冨田光欧氏:マーケティング室副室長 兼 アジア・オセアニア 担当、マーケティング計画部長
組織改正の概要
本社では、社長直轄部門として「カイゼン推進室」を設置。さらに、ANAのCE(カスタマー・エクスペリエンス)に関わるプロダクトやサービス開発全般に関する検討部会を設置。デジタルとリアルの双方におけるCEの総合デザインや推進、2018年度内に予定される顧客情報共有基盤の構築などについての検討を進める。
その他、品質企画・品質管理関連部門を中心に組織改編を実施する。オペレーションサポートセンターでは、品質推進部を「品質企画部」に改称し、オペレーション部門活動方針や航空政策などの企画機能を集約。客室センターは「オペレーション品質推進部」を新設、加えてフライトオペレーションセンターでは、オペレーションサポート部を「安全品質推進部」と「品質企画部」の2部体制に改組する方針。
そのほか、
主要支店の空港センターや整備センター、営業センターでも一部組織の名称変更などを実施。海外支店では現「フランクフルト支店」を「ドイツ支店」に名称変更し、ドイツ全域をカバーする位置づけを明確にする。