北海道でアイヌ文化を伝える民族共生象徴空間「ウポポイ」は、高校生向けに「共生社会」をテーマに学びを深める冬季探究型教育旅行プログラムを造成した。開始は2024年12月からの予定。
ウポポイで働く職員や登別・洞爺エリアの人たちとの交流を中心に、アイヌ民族の多様な歴史や文化に触れ、西胆振地域(白老町・伊達市・室蘭市・登別市・洞爺湖町・豊浦町・壮瞥町)エリアの自然環境や火山、温泉、観光、地域産業などを知ることで、「共生社会」を実現させるために必要なことを学んでもらう。
また、生徒の旅行前の事前学習から、現地での体験や交流、それを踏まえた事後学習を支援する全23ページの「探求ワークブック」も作成した。